綾部里(読み)あやべのさと

日本歴史地名大系 「綾部里」の解説

綾部里
あやべのさと

奈良時代前半頃に越前国加賀郡に所在していたと思われる里。平城宮跡出土木簡に、「越前国香々郡綾(ママ)里」とみえる。同木簡裏面には「□田伊支見白米五斗」と記されており、白米五斗が貢進されていた。この木簡は年紀を欠くものの、伴出の木簡に和銅二年(七〇九)や同三年の年紀をもつものがあり、同時期のものであろうと推定される。当里の所在地については、遺称地がないために従来は不明とされてきた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む