精選版 日本国語大辞典 「綿取」の意味・読み・例文・類語
わた‐とり【綿取】
- 〘 名詞 〙
- ① =わたつみ(綿摘)①《 季語・秋 》
- [初出の実例]「草の葉にくぼみの水の澄ちぎり〈馬莧〉 伊駒気づかふ綿とりの雨〈沾圃〉」(出典:俳諧・続猿蓑(1698)上)
- ② 動物「うみへちま(海糸瓜)」の異名。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...