精選版 日本国語大辞典 「綿摘」の意味・読み・例文・類語
わた‐つみ【綿摘】
〘名〙
① 成熟した綿花を摘み取ること。また、その作業をする人。綿取り。《季・秋》
※俳諧・梨園(1735)風「綿つみよ兎の耳を引延す〈其角〉」
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…したがって各地に多くの私娼が出現し,なかには堂々と営業を続けて,公娼をしのぐほどのものも珍しくはなかった。表面上は公娼制堅持の幕府にとって,私娼はすべて隠売女(かくしばいじよ)であったが,法令に出てくる名称だけでも風呂屋女,茶屋女,茶立女(ちやたておんな),給仕女,女踊子,綿摘(わたつみ),比丘尼(びくに),芸者などがあり,その存在を見過ごせなかった事情を物語っている。実際の私娼の名称は,俗称を含めてはるかに多く,表向きの職業や居住地名にちなんで命名されている。…
※「綿摘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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