総桐(読み)ソウギリ

デジタル大辞泉 「総桐」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぎり【総×桐】

全体を桐材で作ってあること。また、そのもの。三方桐・前桐に対していう。「総桐箪笥たんす

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精選版 日本国語大辞典 「総桐」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぎり【総桐】

  1. 〘 名詞 〙 全部を桐材でつくってあるもの。主に箪笥(たんす)などの家具にいう。
    1. [初出の実例]「惣桐(ソウギリ)重箪笥が来ると、母親は嬉しさに価(ね)ぶみをして」(出典:二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉下)

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