緑の衣(読み)ミドリノコロモ

デジタル大辞泉 「緑の衣」の意味・読み・例文・類語

みどり‐の‐ころも【緑の衣】

緑色衣服六位官人朝服に着用した、深い縹色はなだいろほう。りょくい。

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精選版 日本国語大辞典 「緑の衣」の意味・読み・例文・類語

みどり【緑】 の 衣(ころも・きぬ)

  1. 緑色の衣。昔、六位または七位の官人の着る緑色の袍(ほう)
    1. [初出の実例]「すみの江の 松はむなしく おいぬれど みどりのころも ぬぎかへむ」(出典:順集(983頃))

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