最新 地学事典 「緑泥石化作用」の解説
りょくでいせきかさよう
緑泥石化作用
chloritization
熱水溶液によって岩石中に多量の緑泥石が生成し,緑色の変質岩となる作用。若干の黄鉄鉱その他の硫化鉱物が共生することが普通で,この種の変質が火山岩に行われた場合,プロピライト変質作用の要素となる。緑泥石に変わりやすい鉱物は雲母・角閃石・輝石などFe・Mgなどに富む有色鉱物であるが,変質が著しいと長石のセリサイト化やカオリン化を伴う。熱水鉱床の母岩にふつうにみられ,その特色ある緑色によって鉱化作用の強さの基準になる場合もある。
執筆者:高島 清
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

