線維芽細胞(読み)せんいがさいぼう(その他表記)fibroblast

翻訳|fibroblast

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「線維芽細胞」の意味・わかりやすい解説

線維芽細胞
せんいがさいぼう
fibroblast

線維細胞とも呼ばれる。結合組織を構成する最も主要な細胞で,線維成分である膠原線維や弾力線維を産生する。芽細胞と呼ばれているが,未熟という意味ではなく,分化成熟した細胞をいう。一般に紡錘形で長い細胞突起をもち,細胞外に膠原線維を析出する。炎症損傷によって組織欠損が生じると,この線維芽細胞が増生して,欠損部を修復する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む