ゆる・べる【緩・弛】
- 〘 他動詞 バ下一段活用 〙
[ 文語形 ]ゆる・ぶ 〘 他動詞 バ下二段活用 〙 ( 古くは「ゆるふ」 ) - ① =ゆるめる(緩)①
- [初出の実例]「梓弓引きみ緩(ゆるへ)み思ひ見てすでに心は寄りにしものを」(出典:万葉集(8C後)一二・二九八六)
- 「兵の事を忘れて却(しりそ)けて、後は絃(ゆみつる)を緩(ユルヘ)て安居しぬ」(出典:将門記承徳三年点(1099))
- ② =ゆるめる(緩)②
- [初出の実例]「さすがにいみじう調ぜられて、心苦しげに泣きわびて、すこしゆるへ給へや。大将にきこゆべきことありとのたまふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)
- 「慶安以後の法令には、『依二其筋目一』とか〈略〉『吟味之上』とか云ふ語が有って、絶対の禁を弛べたのみならず」(出典:法窓夜話(1916)〈穂積陳重〉九五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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