九五(読み)キュウゴ

デジタル大辞泉 「九五」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ご〔キウ‐〕【九五】

《易で、九を陽とし、五を君主の位に配するところから》天子の位。
「ふたたび―の帝位をふませ給はんこと」〈太平記・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「九五」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ごキウ‥【九五】

  1. 〘 名詞 〙 ( 易(えき)で、九を陽の数とし、五を君位に配するところから ) 天子の位。また、最高の位。九五の尊位
    1. [初出の実例]「起任飛龍。以待其九五」(出典本朝文粋(1060頃)四・視雲知隠賦〈大江以言〉)
    2. 「僧教導は仏道のいさほしも九五近き身の」(出典:俳諧・文化句帖‐元年(1804)一二月)
    3. [その他の文献]〔易経‐乾卦〕

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普及版 字通 「九五」の読み・字形・画数・意味

【九五】きゆうご

天子の位。

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