デジタル大辞泉
「緩める」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ゆる・める【緩・弛】
- 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]ゆる・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 - ① 引っ張りぐあいや締め加減を弱くする。たるませる。ゆるくする。ゆるべる。
- [初出の実例]「ハハア、此綱を引けば杖が上る。又ゆるむれば打」(出典:虎寛本狂言・瓜盗人(室町末‐近世初))
- ② きびしさを緩和する。厳格さや苛酷さの程度を弱める。手心を加える。また、だらしなくする。ゆるべる。
- [初出の実例]「貧は今生の知識なり。愛欲、心をゆるめ、三界の樊籠をいたす」(出典:海道記(1223頃)極楽西方に非ず)
- ③ 勢いを弱くする。速度などを落とす。
- [初出の実例]「先方の思はくに気兼をして歩度を緩(ユル)めるやうな事はなかった」(出典:青年(1910‐11)〈森鴎外〉一五)
- ④ 気持の緊張を解いて、表情のかたさや体のこわばりなどをほぐす。〔日葡辞書(1603‐04)〕
- [初出の実例]「半田が急に顔の表情をゆるめて」(出典:苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉六)
- ⑤ 水などでやわらかくする。また、薄める。
- [初出の実例]「糊を水にて稀(ユ)るめ、板に塗り、指にて拭ひ去り、其上に紙を貼りて」(出典:文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉八)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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