緩手(読み)カンシュ

デジタル大辞泉 「緩手」の意味・読み・例文・類語

かん‐しゅ〔クワン‐〕【緩手】

囲碁将棋で、相手に打撃とならない手。ぬるい手。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「緩手」の意味・読み・例文・類語

かん‐しゅクヮン‥【緩手】

  1. 〘 名詞 〙 囲碁、将棋などで、相手にひびかない手。不要不急の手、迫力のない手、急所をはずした手などをさす。ぬるい手。緩着
    1. [初出の実例]「中盤どころで、彼は緩手を二三回指した」(出典:楡家の人びと(1964)〈北杜夫〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android