練紅(読み)ネリベニ

デジタル大辞泉 「練紅」の意味・読み・例文・類語

ねり‐べに【練(り)紅/×煉り紅】

油などで練った泥状の紅。

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精選版 日本国語大辞典 「練紅」の意味・読み・例文・類語

ねり‐べに【練紅】

  1. 〘 名詞 〙 練って泥状にした紅。小さな器やチューブに入れて、頬紅口紅として用いる。
    1. [初出の実例]「其他紅の種類は、〈略〉練紅、水紅、棒紅など、その品質、色合等さまざまで」(出典:どなたにもわかる洋髪の結ひ方と四季のお化粧(1928)〈早見君子〉)

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世界大百科事典(旧版)内の練紅の言及

【口紅】より

…唇を美しく彩り,輪郭をととのえると同時に,唇の荒れを防ぐための化粧品。古くは植物性の染料をそのまま使っていたが,現代では主として色素(顔料,染料)を油脂と蠟との混融基剤に混和したものを棒状にした棒紅(ぼうべに)(リップスティック)と,容器に流し込んだ練紅(ねりべに)とがある。古代エジプトやメソポタミアでは,唇や頰は赤色黄土やヘンナベニバナ(紅花)からとった染料で彩っていた。…

※「練紅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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