…介在部の細胞は,尿細管を通じて最も発達した基底線条(基底陥入とそれに応じて配列するミトコンドリア)を示すが,微絨毛は低くまばらである。介在部は,集合細管を経て集合管に至るが,その間,血管極のごく近くで必ず一度,輸入細動脈に接近し,ここに緻密斑とよばれる特殊な構造を形成する。この部には,扁平につぶれたような核をもつグールマーティ細胞Goormaghtigh’s cellが層をなして密集しているが,これは後述する腎臓の内分泌と深く関与している(図7,図8)。…
※「緻密斑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」