縁生(読み)エンショウ

精選版 日本国語大辞典 「縁生」の意味・読み・例文・類語

えん‐しょう‥シャウ【縁生】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。
  2. 一切の存在が因縁によって生ずること。因縁生。縁起。
    1. [初出の実例]「次に十二縁生の流転還滅を書べし」(出典:今昔物語集(1120頃か)一)
  3. 縁によって生じた、その結果。縁已生(えんいしょう)ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android