日本歴史地名大系 「縄又村」の解説 縄又村なわまたむら 石川県:輪島市旧輪島市地区縄又村[現在地名]輪島市縄又町二俣(ふたまた)村の南西、鳳至(ふげし)川支流の縄又川流域の山間に立地。縄亦とも書く。「能登名跡志」には、当村は九ヵ所に分れ、家数約九〇、長井(ながい)村への道が通じるが、晩秋からは難所となる。坂の下(さかのした)付近からは輪島の海上が遠望できるとある。浦上(うらかみ)村(現門前町)への道が通じる。正保郷帳に縄亦村とみえ、高二三六石余、田方一一町六反余・畑方四町一反、新田高一三二石余、田方六町八反余・畑方二町。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by