縑素(読み)ケンソ

デジタル大辞泉 「縑素」の意味・読み・例文・類語

けん‐そ【×縑素】

白いかとり書画をかくのに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「縑素」の意味・読み・例文・類語

けん‐そ【縑素】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「縑」は合わせた糸で堅く織った絹 ) 白い縑(かとり)絹布。書画をかくのに用いる。
    1. [初出の実例]「蓋し其縑素を払ふや神思爽快楽て食を忘れしものならん」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉狩野芳崖〈岡倉天心〉)
    2. [その他の文献]〔図絵宝鑑‐唐・呉道玄〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android