縦割り(読み)たてわり

精選版 日本国語大辞典 「縦割り」の意味・読み・例文・類語

たて‐わり【縦割・立破】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まっすぐ縦に切りさくこと。
    1. [初出の実例]「来太郎国行が、百日精進して、百貫にて三尺三寸に打たる太刀なれば、此鋒に廻る者、或は甲の鉢を立破(タテワリ)に破られ」(出典太平記(14C後)一〇)
  3. 組織などで、横のつながりが薄く、上下関係だけで仕事が分担されている状態。「縦割行政

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android