縫返(読み)ぬいかえし

精選版 日本国語大辞典 「縫返」の意味・読み・例文・類語

ぬい‐かえしぬひかへし【縫返】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぬいがえし」とも )
  2. (ひとえ)着物を仕立てる時など、縫い始めと縫い終わりを少し縫い返すこと。
  3. 衣類の仕立て直し。
    1. [初出の実例]「縫い返しの縮緬に貧を喞(かこ)っていた母親記憶は」(出典香華(1962)〈有吉佐和子〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android