改訂新版 世界大百科事典 「繆荃孫」の意味・わかりやすい解説
繆荃孫 (びゅうせんそん)
Miào Quán sūn
生没年:1844-1919
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…中国の口語体短編小説集。1915年,書誌学者繆荃孫(びゆうせんそん)によって第10巻より第16巻までの7編,《碾玉観音》《菩薩蛮》《西山一窟鬼》《志誠張主管》《拗相公》《錯斬崔寧》《馮玉梅団円》が偶然に発見され,出版されたが,その経過には疑問が多く,繆氏の偽造との説もある。ただし7編はすべて明末の小説集《三言》(三言二拍)に収められており,南宋の講釈師による講談の筆録の姿をほぼ忠実に伝えるものと考えてよい。…
※「繆荃孫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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