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叢書 ソウショ

4件 の用語解説(叢書の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

そう‐しょ【×叢書】

(「双書」とも書く)同じ種類・分野の事柄を、一定の形式に従って編集・刊行した一連の書物。シリーズ。「歴史物語叢書
多くの書物を集大成したもの。「四庫全書」「群書類従」の類。

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世界大百科事典 第2版の解説

そうしょ【叢書】

出版形式の一つ。一度世に出た単行の書物を集め,一定の書式に整え,総名を冠し,ひとまとめの書物として再出版したものをいう。単行書(単行本)に対応する概念。中国では,蔵書家や書舗の出版が通例だが,個人や家族の全集に相当するものもある。文人つまり読書人が社会の支配者となった中国では,他の社会にもまして書物は大切にされ,朝廷や蔵書家への書物の集中が常に志向された。しかし集中されたがために逆にこれらは動乱によって一挙に分散・消滅する運命にもあった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

叢書
そうしょ

ある分野またはある主題に関連する一群の著作を、計画的に集めて出版するもので、「○○シリーズ」ともいわれる。外国語ではseries(英語)、srie(フランス語)、Reihe, Gesammeltung(ドイツ語)、またはlibrary(英語)、bibliothque(フランス語)、Bibliothek(ドイツ語)などという。最近は叢書形式のものをも全集と称することがあるが、個人の著作集である「全集」とは区別しなければならない。研究、読書の便宜を図るための選集であり、広く古典を集めた文庫本、新著述を集めた新書判、ペーパーバックスpaperbacksなどは、終期を定めず継続的に発行される。
 中国では叢書は南宋(なんそう)ごろ(12世紀)に始まり、18世紀の清(しん)代には古典の逸書や稀覯(きこう)書を採訪して叢書が行われた。最大の叢書は乾隆(けんりゅう)帝の『四庫全書』1万200余部3万4000巻で、複本を写して南北八閣に置いた(1733~82)。日本では塙保己一(はなわほきいち)の『群書類従』が1600余部2000余巻として、1779年(安永8)から1822年(文政5)に出版された。明治・大正までは学術的叢書が主であったが、1927年(昭和2)1月改造社の『現代日本文学全集』、新潮社の『世界文学全集』のいわゆる円本の発行により、叢書も大量販売時代に入って、現在のペーパーバックス競争時代になった。[彌吉光長]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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図書館情報学用語辞典の解説

叢書

(1)「シリーズ」と同じ.(2)『群書類従』のように,多数の書物を集めてまとめたもの.

出典|図書館情報学用語辞典 第4版
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世界大百科事典内の叢書の言及

【漢魏叢書】より

…明の程栄が編纂し38種を収める。叢書というのは,一度世に出た単行の書を集め総名を冠して再出版したもので,書舗による営利出版の性格が強い。本書が好評を博したので,明の何允中による76種本《広漢魏叢書》,清の王謨の94種本《増訂漢魏叢書》など約8種類の漢魏叢書が続々と出版されたが,テキストとしての価値は程栄のものに劣る。…

※「叢書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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