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題跋 ダイバツ

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デジタル大辞泉の解説

だい‐ばつ【題×跋】

題辞と跋文。
巻物や書物の末尾につける文章。跋文。

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百科事典マイペディアの解説

題跋【だいばつ】

中国の文体の一つ。金石の拓本や書画の巻冊の後に批評や由来を書き記したもので,宋代以後盛んに書かれ,高名な書家の手になるものも多い。元来は,前に付ける〈題〉,後に付ける〈跋〉の総称。

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世界大百科事典 第2版の解説

だいばつ【題跋 tí bá】

中国の文体の名称。明の徐師曾の《文体明弁》は題跋を,清の姚鼐(ようだい)の《古文辞類纂》は序跋類を立てている。題は書物の巻頭や書画の余白に書く短文であり,多くはその書物,書画に対する意見,感想などが述べられる。題はまた巻末に置かれる場合もある。跋は題と同じ性格を持つが,必ず巻末にしるされる。書序は題よりも長文の傾向があり,かつ題を書いた数人中,格が一番高いのが普通である。送序,宴序は題とは関係がない。

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大辞林 第三版の解説

だいばつ【題跋】

題と跋。題辞と跋文。
跋文。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

題跋
だいばつ

中国の文体の一つ。詩文、書籍、碑帖(ひじょう)、書画などにつける「題辞跋文」のことで「表題奥書(おくがき)」ともいう。元来、冒頭に題(しる)すことばを「題辞」、後尾につけることばを「跋文」(「跋」あるいは「書後」)とよんだ。漢の趙岐(ちょうぎ)の「孟子(もうし)題辞」は「孟子」の成立、由来、主旨などを記し、「序」(端書き)に似た文体となっている。「題辞」が冒頭、「跋文」が後尾という区別はかならずしも固定せず、後尾につけることばを「題跋書後」あるいは単に「題跋」とする用例がむしろ多い。宋(そう)代以後、欧陽修(おうようしゅう)、蘇軾(そしょく)、黄庭堅(こうていけん)らによって盛んにつくられるようになった文体で、石碑の上部や書物の初めに題す文章が、ごく短い語句になった場合、「題」とよばれた。[杉森正弥]

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