繊維素（読み）せんいそ

精選版 日本国語大辞典

せんい‐そ センヰ‥【繊維素】

〘名〙

① ＝セルロース

② ＝フィブリン〔医語類聚（1872）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

日本大百科全書(ニッポニカ)

繊維素
せんいそ

硬タンパク質の一種であるフィブリンのことをいうが、グルコースがβ(ベータ)-1・4-グルコシド結合した多糖類で(C₆H₁₀O₅)nで示されるセルロースのこともさす。

［編集部］

[参照項目] | セルロース | フィブリン

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

繊維素
せんいそ

次の項目を参照 | セルロース | フィブリン

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

改訂新版　世界大百科事典

繊維素 (せんいそ)

→セルロース

出典　株式会社平凡社「改訂新版　世界大百科事典」

百科事典マイペディア

繊維素【せんいそ】

→セルロース

出典　株式会社平凡社

化学辞典 第2版

繊維素
センイソ
cellulose

[同義異語]セルロース

出典　森北出版「化学辞典（第2版）」

世界大百科事典（旧版）内の繊維素の言及

【セルロース】より

…繊維素ともいう。セルロースは自然界で最大量の有機化合物であり，おそらく世界中の全植物質の1/3を占めるだろう。…

【フィブリン】より

…硬タンパク質の一種で，血液凝固の際に弾力性のある繊維状重合体となり，血球にからみつき血餅を生じさせる。繊維素とも呼ばれ，そのアミノ酸配列は決定されている。フィブリノーゲンにタンパク質分解酵素トロンビンが作用してフィブリノペプチドAおよびBが遊離され，フィブリンが生じる。…

※「繊維素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」