繍帳(読み)しゅうちょう

精選版 日本国語大辞典 「繍帳」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ちょう シウチャウ【繍帳】

〘名〙 刺繍(ししゅう)のしてあるとばり
※知恩院本上宮聖徳法王帝説(917‐1050頃か)「右法隆寺の蔵に在る繍(シウ)(〈別訓〉ヌヒモノ)帳二帳」
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一九乗客と繍帳(シュウチョウ)を隔て坐し」

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デジタル大辞泉 「繍帳」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ちょう〔シウチヤウ〕【×繍帳】

刺繍ししゅうが施されているとばり。「天寿国曼荼羅繍帳

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