繍箔(読み)ぬいはく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「繍箔」の意味・わかりやすい解説

繍箔
ぬいはく

染織品の装飾技法の一種。古くは金銀の薄箔を布に縫いつけたものをいったが,近世では摺箔刺繍模様を表わしたものをいい,能装束や小袖に応用された。近世後期には金銀糸およびその他色糸で模様を刺繍したものも繍箔と称するようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む