織文図会(読み)ショクモンズエ

デジタル大辞泉 「織文図会」の意味・読み・例文・類語

しょくもんずえ〔シヨクモンヅヱ〕【織文図会】

江戸後期の有職故実書。6巻。松岡辰方ときかた著。享和元年(1801)刊。装束色目文様を図解したもの。のち、本間百里が増補して、「装束織文図会」と改題し、文化14~文政8年(1817~1825)に刊行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「織文図会」の意味・読み・例文・類語

しょくもんずえ‥ヅヱ【織文図会】

  1. 江戸後期の有職故実書。六巻。松岡辰方(ときかた)著。本間遊清(百里)補。享和元~文政八年(一八〇一‐二五)刊。女官狩衣・錦織物・礼服御幸の五部に分け、装束の織文や色目を示すべく着彩して版行したもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android