百里(読み)ヒャクリ

デジタル大辞泉 「百里」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐り【百里】

1里の100倍の距離。また、遠い距離。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「百里」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐り【百里】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一里の百倍の距離。また、遠い距離。
    1. [初出の実例]「一茲阻面、百里塊班条」(出典凌雲集(814)留別故人〈賀陽豊年〉)
    2. 「霜百里舟中に我月を領す」(出典:俳諧・蕪村句集(1784)冬)
    3. [その他の文献]〔易経‐震卦〕
  3. 中国で、百里四方の国。諸侯の国。のち、一県の地、また、その長官をいう。
    1. [初出の実例]「日本は小国百里の国」(出典:名語記(1275)五)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐循吏伝・仇覧〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「百里」の解説

百里 ひゃくり

高野百里(たかの-ひゃくり)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android