罪作(読み)つみつくり

精選版 日本国語大辞典 「罪作」の意味・読み・例文・類語

つみ‐つくり【罪作】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏道にそむき、罪となるような行為をすること。人や生き物を殺したり苦しめたりするような無慈悲な行ないをすること。また、その人。
    1. [初出の実例]「いどみわざのやうにみえて、なかなかつみつくりにみえたり」(出典:栄花物語(1028‐92頃)もとのしづく)
  3. ( 形動 ) 無知あるいは純真な者をだますような行為をすること。また、その人やさま。
    1. [初出の実例]「目の見へねへものをおさきにして、罪(ツミ)つくりなやつらだ」(出典滑稽本・誹語堀之内詣(1816)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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