置換法(読み)ちかんほう(その他表記)substitution method

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「置換法」の意味・わかりやすい解説

置換法
ちかんほう
substitution method

測定法の一種。あらかじめ正確につくられた基準量と被測定量とを同じ計器で測定し,両測定値の差から正しい測定値を得る方法。測定器の固有誤差 (器差) を消去できる長所がある。たとえば,精密機械工場で,標準ブロックゲージ製品とを同じマイクロメータはかり,その結果の比較で仕上げ精度を検定するのはこの例である。この場合,マイクロメータの器差は問題にならない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む