役上下(読み)やくがみしも

精選版 日本国語大辞典 「役上下」の意味・読み・例文・類語

やく‐がみしも【役上下】

〘名〙 江戸幕府御目見以下格式一つ上下役(かみしもやく)と羽織袴役との間で、出仕のときだけ上下を着ける。諸組与力に多く、一代限りの奉公のたてまえなので、家督相続は番代わりと唱える。〔武家格例式(1836)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報