まかり‐のぼ・る【罷登・罷上】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 「登る」「上る」の謙譲語。
- ① 登る。高い所へ行く。
- [初出の実例]「昨日、山へまかりのぼりにけり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)
- ② 京へ向かって行く。
- [初出の実例]「かひのかみに侍りける時、京へまかりのぼりける人につかはしける」(出典:古今和歌集(905‐914)雑・九三七・詞書)
- ③ 貴人のところへ参上する。
- [初出の実例]「ココモトエ フット macarinobotta(マカリノボッタ)」(出典:日葡辞書(1603‐04))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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