羅綺の重衣(読み)らきのちょうい

精選版 日本国語大辞典 「羅綺の重衣」の意味・読み・例文・類語

らき【羅綺】 の 重衣(ちょうい)

  1. うすぎぬやあやぎぬの衣服でさえ重たそうに見えるというところから、なよなよとした女性のさまにいう。
    1. [初出の実例]「彼羅綺之為重衣、妬情於機婦」(出典菅家文草(900頃)二・早春内宴、侍仁寿殿、同賦春娃無気力)
    2. 「羅綺(ラキ)の重衣(チョウイ)にたへざりし昔にかはりて」(出典:読本・双蝶記(1813)四)

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