美悪(読み)びあく

精選版 日本国語大辞典 「美悪」の意味・読み・例文・類語

び‐あく【美悪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よいこととわるいこと。善悪。
    1. [初出の実例]「形と名とにはよいありわるきあれども、本有の上に美悪ないぞ」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)一)
    2. [その他の文献]〔礼記‐学記〕
  3. 美しいことと醜いこと。美醜
    1. [初出の実例]「又春はただ春ながらのこころ、秋もまた秋ながらの美悪にて」(出典:正法眼蔵(1231‐53)唯仏与仏)
    2. [その他の文献]〔史記‐鄒陽伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「美悪」の読み・字形・画数・意味

【美悪】びあく

美醜。

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