日本歴史地名大系 「美濃輪町」の解説 美濃輪町みのわちよう 静岡県:清水市旧有渡郡地区清水町美濃輪町[現在地名]清水市美濃輪町など清水町八ヵ町の一で、仲(なか)町の南に続く。町の東縁は巴(ともえ)川の河岸で、同川河口部の南端、清水湾の波打際にあたった。町名は袋(ふくろ)城の外郭美濃守曲輪(馬場美濃守が警護したとされる)に由来するという。慶長年間(一五九一―一六一五)の袋城廃城後に町立てがなされ、同一九年には「清水美濃輪町ノ女郎町ヨリ出火」して本多佐渡守・水野土佐守の浜屋敷が類焼したという(清水湊旧記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by