美的判断(読み)びてきはんだん(その他表記)ästhetisches Urteil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「美的判断」の意味・わかりやすい解説

美的判断
びてきはんだん
ästhetisches Urteil

2つの用法で用いられる。 (1) カントの「判断力批判」においては,合目的性が快,不快の感情によって主観的に捕捉される場合の判断であり,ときに趣味判断とも呼ばれる。この場合の合目的性は美と崇高を含む。先験的美学における趣味判断はすべてこの意味である。 (2) K.グロースや J.フォルケルト感情移入美学においては,美的判断とは美的享受に付随し,対象そのものの価値に対する判断をいう。これは (1) の意味とは異なりあくまで受動的判断である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 経験

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む