美的判断(読み)びてきはんだん(その他表記)ästhetisches Urteil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「美的判断」の意味・わかりやすい解説

美的判断
びてきはんだん
ästhetisches Urteil

2つの用法で用いられる。 (1) カントの「判断力批判」においては,合目的性が快,不快の感情によって主観的に捕捉される場合の判断であり,ときに趣味判断とも呼ばれる。この場合の合目的性は美と崇高を含む。先験的美学における趣味判断はすべてこの意味である。 (2) K.グロースや J.フォルケルト感情移入美学においては,美的判断とは美的享受に付随し,対象そのものの価値に対する判断をいう。これは (1) の意味とは異なりあくまで受動的判断である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 経験

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む