群れ立つ(読み)ムレダツ

デジタル大辞泉 「群れ立つ」の意味・読み・例文・類語

むれ‐だ・つ【群れ立つ】

[動タ四]むらだつ」に同じ。
「花すすき君なき庭に―・ちて」〈古今雑体

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精選版 日本国語大辞典 「群れ立つ」の意味・読み・例文・類語

むれ‐だ・つ【群立】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 ( 「むれたつ」とも )
  2. むらがって立つ。群生する。
    1. [初出の実例]「花すすき 君なき庭に むれたちて 空を招かば 初雁の〈伊勢〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑体・一〇〇六)
  3. むらがって飛び立つ。
    1. [初出の実例]「かすがのにむれ立きじのはねおとはゆきのきえまにわかなつめとや」(出典:重之集(1004頃)百首)

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