群衆行動(読み)ぐんしゅうこうどう(その他表記)collective behaviour

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「群衆行動」の意味・わかりやすい解説

群衆行動
ぐんしゅうこうどう
collective behaviour

群衆がある同じ出来事を関心の対象として同じように感情的に反応した結果起る集合的な行動をいう。大衆行動と違う点は,G.ル・ボンが指摘したように,関心の対象となった出来事が偶発的なものであること,構成員が個人として自己喪失に陥ること,多数の人々の間に心理的感染が起ることなどである。 N.スメルサーは,これを価値志向運動,規範志向運動,敵対的突発行為,熱狂的行動,恐慌的行動の5つのタイプに分けた。群衆行動には求心的攻撃的なもの (リンチ,テロ,暴動) と,遠心的逃避的なもの (パニック) とがある。

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