1899~1900年(明治32~33)に中国でおこった民衆反乱。日清戦争後に激化した列強の中国侵略に反抗して,99年に山東省でおこった反キリスト教闘争が発端となり,義和拳の修得と白蓮教系の信仰を媒介として北方諸省や満州(東北部)にも波及した。清朝政府の支持下に「扶清滅洋」を掲げ北京に進入し,清朝政府も列強に宣戦布告したが列国連合軍に敗れ,義和団も鎮圧された。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...