義和団の乱(読み)ぎわだんのらん

精選版 日本国語大辞典 「義和団の乱」の意味・読み・例文・類語

ぎわだん【義和団】 の 乱(らん)

  1. ぎわだんじけん(義和団事件)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

山川 日本史小辞典 改訂新版 「義和団の乱」の解説

義和団の乱
ぎわだんのらん

1899~1900年(明治32~33)に中国でおこった民衆反乱。日清戦争後に激化した列強の中国侵略に反抗して,99年に山東省でおこった反キリスト教闘争が発端となり,義和拳修得と白蓮教系の信仰媒介として北方諸省や満州(東北部)にも波及した。清朝政府の支持下に「扶清滅洋」を掲げ北京に進入し,清朝政府も列強に宣戦布告したが列国連合軍に敗れ,義和団も鎮圧された。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android