修得(読み)シュウトク

精選版 日本国語大辞典 「修得」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐とくシウ‥【修得】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 道を修行すること。〔謝枋得‐武夷山中詩〕
  3. 学問、技術などをならいおぼえて身につけること。学業課程を履修し終わること。しゅとく。
    1. [初出の実例]「佗心通をも修得せりといへども」(出典:正法眼蔵(1231‐53)心不可得)
    2. 「授業時間を一時間延長してかれこれ高女教育に近い科目を修得せしめてゐる」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android