義方(読み)ぎほう

精選版 日本国語大辞典 「義方」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐ほう‥ハウ【義方】

  1. 〘 名詞 〙 義を守って、行動などを正しく保つこと。親が子に教訓するときなどにいう。
    1. [初出の実例]「既逢武修文日、好字辺民訓義方」(出典:岷峨集(1313‐28頃)下・和杜御史甘粛守省途中十八絶)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐隠公三年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「義方」の読み・字形・画数・意味

【義方】ぎほう(はう)

正しい道。〔左伝、隠三年〕石(せきしゃく)諫めて曰く、臣聞く、子を愛しては、之れにふるに義方を以てし、(い)れしめずと。

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