義準(読み)ぎじゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「義準」の解説

義準 ぎじゅん

?-? 鎌倉時代の僧。
曹洞(そうとう)宗。越前(えちぜん)(福井県)波著寺の懐鑑(えかん)に師事し,比叡(ひえい)山で三蔵をまなぶ。山城(京都府)興聖(こうしょう)寺で道元(1200-53)に師事し,道元が越前永平寺にうつるにあたっては興聖寺にとどまる。永平寺の堂舎が完成後,同寺にうつって懐奘(えじょう)の法をつぎ,越前に永徳院をひらいた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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