義理詰(読み)ぎりづめ

精選版 日本国語大辞典 「義理詰」の意味・読み・例文・類語

ぎり‐づめ【義理詰】

〘名〙
理屈道理で、話などを押し進めること。理屈詰め
浮世草子世間胸算用(1692)三「先より腹の立つやうに持てくるとき、なを物静かに、義理づめに、外のはなしをせず」
② 義理のため、そうせざるを得ないこと。義理にからまれること。義理ぜめ。義理ずく。
評判記役者口三味線(1699)京「末に伴介ときりづめになって」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android