羽城跡(読み)はじようあと

日本歴史地名大系 「羽城跡」の解説

羽城跡
はじようあと

[現在地名]碧南市羽根

衣浦きぬうら湾に臨む台地に設けられた中世の古城跡。現在は宅地。「三河国二葉松」に「稲熊氏住すと云い、次に天野孫三郎天文年中五十貫文領す」と記す。「家忠日記」に「天文十六年、此年織田三郎信長于時十四歳上総介と号す 信秀か男也始て兵を率して、三州大浜に発向して、邑里を放火して尾州に帰る」とあるのは、この天野氏の代である。次にこの地に拠ったのは長田氏で、「武家盛衰記」に、「宗光より十一代永田半右衛門尉重元か代に至て、三州大浜村に至り、近辺を切従へて居住す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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