デジタル大辞泉
                            「衝羽根」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    つく‐ばね【衝羽根】
        
              
                        - 〘 名詞 〙
- ① 羽根つきのはね。羽子(はご)。追い羽根。《 季語・春 》- [初出の実例]「つくはねの空より落る数よりも恋ぞ積りて思ふ小姫子」(出典:狂歌・古今夷曲集(1666)七)
- 「つく羽(バネ)の静に高し誰やらん」(出典:五百句(1937)〈高浜虚子〉昭和八年)
 
- ② ビャクダン科の半寄生落葉低木。本州中部の山地に生える。高さ一~二メートル。根の一部は他の木の根に寄生。幹は直立し、よく分枝し多くの葉を対生する。葉はほとんど無柄。長さ三~八センチメートルの長楕円形で先は長く尖り、縁はなめらか。雌雄異株。花は径約五ミリメートル、淡緑色で、雄花は数個集まり、雌花は一個ずつ、どちらも枝先につき初夏に開く。雌花は子房下位で、萼片の下に細長い苞が四枚ある。花弁がなく萼片が四個。果実は長さ約一センチメートルの卵状楕円体で先端には長さ三センチメートルほどに生長した四枚の葉状の苞葉があり、羽根つきの羽根に似る。果実は塩漬けにし料理の飾りに使ったり、いって食べ、若葉はひたしものにする。はごのき。こぎのこ。つくばねのき。《 季語・秋 》 〔随筆・骨董集(1813)〕
- ③ 菓子の一種。米の粉にざらめやケシの実を加えてよくねり、むしてからうすくひきのばし三角形に切って焼き、つまんで羽根の形につくった菓子。中に辻占(つじうら)を入れたりする。愛知県豊橋市の名物。- [初出の実例]「築羽根 壱斤に付 代拾弐匁」(出典:随筆・一話一言(1779‐1820頃)二六)
 
 
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    衝羽根 (ツクバネ)
        
              
                        学名:Bukleya joan
植物。ビャクダン科の落葉半寄生低木
                                                          
     
    
        
    出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
	
    
  
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