翻身(読み)ほんしん

精選版 日本国語大辞典 「翻身」の意味・読み・例文・類語

ほん‐しん【翻身】

〘名〙
① 身をひるがえすこと。
仏語。迷いをひるがえしてただちに悟ること。
正法眼蔵(1231‐53)谿声山色「翻身の儀いまだしといへども」

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デジタル大辞泉 「翻身」の意味・読み・例文・類語

ほん‐しん【翻身】

身をひるがえすこと。
仏語。迷いを転じてただちに悟ること。

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普及版 字通 「翻身」の読み・字形・画数・意味

【翻身】ほんしん

かわす。

字通「翻」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の翻身の言及

【土地改革】より

…つまり〈土地改革委員会〉(県人民政府以上に設置)の指導する〈土地改革工作隊〉が農村に入り,農民と生活をともにして〈農民協会〉を組織する。この農民自身の組織が,地主から受けた苦しみを農民ひとりひとりが公衆に訴える〈訴苦大会〉を開き,農民を〈翻身(フアンシエン)(圧迫をはねのけ立ち上がる)〉させて土地改革にかかるのである。没収地の分配は,郷を単位として全人口に応じ,元の耕作地を基礎に〈抽多補少,抽肥補瘦(土地の多少,肥瘦を調整して均等化する)〉の原則に基づいて行い,地主も同等の土地配分をうけた。…

※「翻身」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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