老い就く(読み)オイヅク

デジタル大辞泉 「老い就く」の意味・読み・例文・類語

おい‐づ・く【老い就く】

[動カ四]
1 年寄りになる。年老いる。
「かく恋ひば―・くあが身けだし堪あへむかも」〈万・四二二〇〉
2 年寄りじみる。年寄りめく。
「ただ今、かう…まだきに(=マダ幼イノニ)―・かすまじうはべれど」〈源・少女〉

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精選版 日本国語大辞典 「老い就く」の意味・読み・例文・類語

おい‐づ・く【老就・老付】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「づく」は、その状態に近づく、その状態になるの意 )
  2. ① 老年になる。老境に入る。
    1. [初出の実例]「かく恋ひば 意伊豆久(オイヅク)吾(あ)が身 けだしあへむかも」(出典:万葉集(8C後)一九・四二二〇)
  3. ② 年寄りじみている。実際の年齢以上に見える。
    1. [初出の実例]「なほ童にてあらせまほしきさまを、心とおいづき、やつしてやみ侍りにし」(出典:紫式部日記(1010頃か)消息文)

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