老物(読み)ろうぶつ

精選版 日本国語大辞典 「老物」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ぶつラウ‥【老物】

  1. 〘 名詞 〙 ふるくさいもの。すたったもの。年老いたもの。また、老人をののしっていう語。おいぼれ。〔十巻本和名抄(934)〕 〔晉書‐宣穆張皇后伝〕

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普及版 字通 「老物」の読み・字形・画数・意味

【老物】ろう(らう)ぶつ

歳時に奔走して疲れた神々。また、人を罵る語。おいぼれ。〔晋書、后妃上、宣穆張皇后伝〕、嘗(かつ)て疾に臥す。后きてを省(せい)す。曰く、老物むべし、何ぞ出づるを煩はさんと。后、慚恚(ざんい)してはず、將(まさ)に自せんとす。子も亦たらはず。きて致謝す。

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