老鶯(読み)ロウオウ

デジタル大辞泉 「老鶯」の意味・読み・例文・類語

ろう‐おう〔ラウアウ〕【老×鶯】

春が過ぎても鳴いているウグイス。夏うぐいす。残鶯 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「老鶯」の意味・読み・例文・類語

ろう‐おうラウアウ【老鶯】

  1. 〘 名詞 〙 春が過ぎてから鳴く鶯(うぐいす)。また、鳴き方がなれていて巧みな鶯。残鶯。晩鶯。老鶯児。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「老鶯舌饒、語入哥児之曲」(出典扶桑集(995‐999頃)九・後漢書竟宴各詠史得龐公〈紀長谷雄〉)

おい‐うぐいす‥うぐひす【老鶯】

  1. 〘 名詞 〙 晩春から夏にかけて鳴くウグイス。声の衰えたウグイス。老鶯(ろうおう)。残鶯(ざんおう)。夏うぐいす。《 季語・夏 》 〔俳諧・年浪草(1783)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android