老齢加算

共同通信ニュース用語解説 「老齢加算」の解説

老齢加算

生活保護受給者で原則70歳以上の高齢者に対し、基準生活費に一定額を上乗せして支給する制度で、1960年に開始。高齢者はほか年齢層に比べ/(1)/そしゃく力が弱く消化吸収の良い食事が必要/(2)/肉体的条件から暖房衣服、保健衛生費がかさむ―などの「特別な需要」があることを理由としていた。厚生労働省は2004年3月、国の財政悪化を理由に段階的廃止を告示し、翌月から減額を開始。06年3月に廃止した。

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