考え合せる(読み)カンガエアワセル

デジタル大辞泉 「考え合せる」の意味・読み・例文・類語

かんがえ‐あわ・せる〔かんがへあはせる〕【考え合(わ)せる】

[動サ下一][文]かんがへあは・す[サ下二]他の物事と比べたり結びつけたりして検討する。「双方事情を―・せて結論を出そう」
[類語]思い合わせる

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精選版 日本国語大辞典 「考え合せる」の意味・読み・例文・類語

かんがえ‐あわ・せるかんがへあはせる【考合】

  1. 〘 他動詞 サ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かんがへあは・す 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 他のものとひきくらべて考える。
    1. [初出の実例]「いつも平河さんのおかみさんのことなぞを考へ合はせて、これでもまだ今のうちは自分の方が仕合せのやうな気になったりして」(出典:桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉二)

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