最新 地学事典 「考古層位学」の解説
こうこそういがく
考古層位学
archaeological stratigraphy
自然層・人為層・遺構などの形成過程を解明する分野。地質学における地層累重の法則・地層同定の法則の原理を前提とする。しかし,考古学的遺跡の層位には,自然の営為による層形成と,人為的な層形成の二面が入り組んでいる場合が多い。この点に注目し,自然層と人為層の弁別だけでなく,人工の水平層境界面と,建物遺構の壁などの垂直層位境界面の違いを区分し,考古学的遺跡・遺構の形成過程を時系列上に再編する。
執筆者:小野 昭
参照項目:ハリス・マトリックス
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

